【PowerPoint】スライドのサイズ設定

【PowerPoint】スライドのサイズ設定

パワーポイントのスライドサイズをA4にしていろいろと活用したいんだけどどう設定すればいいの?

スライドサイズの設定画面があります。ただし1点だけ設定する上で注意しなければいけないことがあります。

パワーポイントは多くのパソコンに導入されているプレゼンテーションのためのアプリケーションです。
実は、パワーポイントの標準機能を最大限に活用することで、簡単なチラシを作成することができます。そこで今回は、パワーポイントを活用したチラシ作成から印刷に至るまでの紹介を数回に渡って説明していきます。デザインをするために新しいソフトを導入し、操作方法を覚える必要がありません。まずはスライドサイズの変更方法について、紹介します。

スライドのサイズ設定(A4)

まずはパワーポイントのサイズをチラシサイズに合わせる設定です。今回はA4サイズに設定する方法です。

「デザイン」>「スライドのサイズ」を選択します。

プルダウンで表示される「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択します。

サイズを下記のように直接入力します。

以下、参考にいくつかサイズを載せておきます。

A421.0cm×29.7cm
A329.7cm×42.0cm
A242.0cm×59.4cm
B251.5cm×72.8cm

チラシサイズで一般的なものはA4サイズです。

注意点!(間違った設定方法)

「スライドのサイズ」>「スライドのサイズ設定」のプルダウンでA4を選択できますが、実はこれを選択してもA4サイズにはなりません。(←これ重要!)なので先ほどのように自分でサイズの入力をする必要があります。なぜか以前からこの仕様です。

A4サイズを設定したはずなのに、実際のサイズは19.05cm×27.52cmです。手間ではありますが、自身でサイズを入力する必要があることがわかります。

直接入力をすることで、A4サイズのスライドができました。

さいごに

これで、A4サイズになりました。しかし、パワーポイントはあくまでもスライド用のアプリケーションなので、あまりにも作成したデータが大きいサイズですと、パソコンのスペックによってはメモリ不足で動作が止まってしまうので注意です。

「だからといって他のアプリケーションを導入して覚え直すのはちょっと」という方にはMicrosoft OfficeのPublisher(パブリッシャー)と言うアプリケーションをお勧めします。使用感もパワーポイントと似ていますので、少しいじれば難なく使いこなせます。パブリッシャーはチラシをデザインするためのアプリケーションなのでパワーポイントで動作が不安定になった処理も難なく行えます。