【 Mac:Wordが保存できない時の対処法】 アクセス権エラーで保存ができない時

【 Mac:Wordが保存できない時の対処法】 アクセス権エラーで保存ができない時

2020.04.27一部内容更新

macでワードを使用していてデーターを保存しようとしたら「ファイルアクセス権エラーのため保存できません。」と出てきて保存ができない!!データは保存できないの?

macの標準機能であるFirst Aidを実行し、アクセス権エラーの修復をする必要があります。

知り合いのmacで実際にこのような問題がたびたび起きています。知人はmacを7年ほど使用しています。ここ1年で数ヶ月に1度ペースで合計3回はこのエラー修正のために呼ばれています。おまけについ最近呼ばれたときは、数時間の作業中は保存をしていなく完成時に「さあ保存だ」という時にこのエラーが表示されたとのこと。幸いなことに知人のwordデータはこの方法で解決できましたが、他にも同じような悩みを経験している方もいるのではないかと思いその時の対応を残しておきます。

先に言っておきます。あまりにも頻度が多い場合には新しいPCの購入も一つの解決策です。

macをより使いこなしたいという方は、参考書を1冊手元に置いておくことをお勧めします。私も所有していますが、この本は今までmacを使っていた方が本格的に使用し始めるのにも最適な一冊です。

解決方法

First Aidを実行することで保存ができるようになります。ただし、再起動をするので、Wordのデータを別のアプリケーションの保存しておく必要があります。

たった4つの作業で解決できます。

  1. 別のアプリケーションで保存しデータを保護する
  2. 修復アプリケーションを起動・実行する
  3. 再起動する
  4. 別アプリケーションで保存したデータをワードに戻し、保存する

1.Wordの文章を、別のアプリケーションへ貼り付けて保存することで保護する

後ほど再起動が必須になるので必ずデータの保護をしましょう。

わたしの場合、ワードの文章だったので、文章をまるっきりコピーして、パワーポイントに保存しました。アプリケーションのメモなどでも大丈夫かもしれません。なお、この時に新しいWordを開いてペーストして保存しようとしても、同様のアクセス権エラーが起き、保存できないはずです。

※別アプリケーションへの移動なので、画像や、レイアウトなどのデータ保護は期待しないでください。あくまでも応急処置です。

個人的には、同じMicrosoftのOfficeのいずれかに保存をすることである程度データの互換性が保たれると考えています。そのためPowerPointを使用しました。

2.修復アプリケーションを起動・実行する

ディスクユーティリティをひらく

ショートカット「Fn」+「F4」でアプリケーション一覧を開く

「その他」>「ディスクユーティリティ」

「Fn」+「F4」でアプリケーション一覧を開き、その中の「その他」>「ディスクユーティリティ」をクリックして開いてください。以下のようなアイコンです。

それでも見つからない場合には、画面右上の虫眼鏡マークをクリックし、「ディスクユーティリティ」と入力すると出てきます。

「ディスクユーティリティ」を使って一部のディスクの問題(複数のアプリケーションが突然終了する、ファイルが破損している、外部装置が正常に動作しない、コンピュータが起動しない、など)を解決できます。

Apple:Macのディスクユーティリティでストレージデバイスを修復する

「first Aid」を実行する

ディスクユーティリティを開いたら上の部分にあるFirst Aidをクリックします。

すると「First Aid」を実行するかを聞いてくるので実行をクリックします。

以下のような警告が出る場合もありますがそのまま続けるをクリックしてください。

「First Aid」が実行されます。以下は、実行中の様子です。

以下のような画面で終了したら完了をクリック。

3.再起動する

画面左上のリンゴマークから再起動をしましょう

4.別アプリケーションで保存したデータをワードに戻し、保存する

再起動後、無事にWordの保存ができるようになっています。パワーポイントにコピーしたデータをwordへ貼り付けて保存し、終了です。ワードで保存ができるはずです。

2020年4月時点のお勧め参考書を紹介しています。Mac更新時や、購入して日の浅い方、今まではネットサーフィンや文章作成くらいにしか使用してこなかったけど、本格的に使いこなしたいと思う方は1冊手元に持っておくことをお勧めします。↓↓↓

まとめ

「First Aid」とはその名の通り「応急処置」を意味しています。mac上でシステムトラブルがあった場合には「First Aid」を実行→再起動をするように覚えておくと役立つかもしれません。なにより、こまめに保存をするようにしましょう。

MacOSは普通に使用してもアクセス権の破損は日常的に発生してしまう。

わかりやすい!簡単!Mac基本メンテナンスアクセス権の修復を実践しよう!

こう言った記事もあります。記事がいつのものかは定かではありませんが、(画像的にまあまあ前の記事しょうか…)この記事によると、macの性質上、日常的に起こりうることなので定期的に行う必要があるとのこと。

ただ、私自身のmacの場合、購入して3年ほどですが、一度もこの問題は起きたことがありません。新しいmacになるにつれてこの問題は起きにくくなっているのかもしれませんね。だからこそ頻繁に起こるようでしたら、mac自体の買い替えもお勧めします。騙し騙しあと1年長く使うより、新しい物を今買って、1年早くストレスなくPCを使用するというのも一つの考えではないでしょうか。(私が家電を買う時の考え方です。購入時の踏ん切りがつかない時にはお勧めです)

この対処法でもダメな場合は、以下のアップル公式サイトをご覧ください。↓

Apple|Macのディスクユーティリティでストレージデバイスを修復する